小笠原11日目 西之島撮影隊
洲崎へ釣りに行ったが、旧海軍飛行場跡地で怪しげな集団に遭遇。
NHKの撮影クルーだった。
海岸に着いて暫く釣りをしていると、珍しくエンジン音が響いていた。
近くで草刈りでもしているのかと思ったが、音の出所が頭上から不規則に聞こえてくる。
ラジコン飛行機かヘリでも飛ばしている様な感じだ。
音のする方へ歩いて行くと、滑走路だった場所にネットが張ってあった。
空母の着艦姿勢のイメージ。
「北側から飛行機が着陸するので、南側に立たないで下さい~」と言われ見学していると、間もなくRC飛行機が降りてきた。
予想外の大きさだ。
全長1.5m翼幅3m程かな?
話を聞いてみると、NHKの撮影隊で西之島までRC飛行機を飛ばし、撮影して戻ってきたところだった。
離発着はマニュアル操作だが、航行中はGPSによる自立飛行が可能で、今回はデータ取りをかねた飛行実験とのこと。
西之島までは片道130kmあるので、余裕を持たせても300kmは飛行可能のようだ。
もう1機は一回り大きく、全長2m翼幅4mぐらい。
こちらの機体の方が、難易度は高いらしい。
2日前から火山の音を活発に聞こえていたことを告げると、今までマグマが流れていない場所にも、新たにマグマが流れ込んでいて、西之島の肥大化に貢献している様子が見てとれたらしい。
地球さんパネェっす。
本番のロケはRCヘリを投入予定らしく、さらに詳細な絵が期待できそうだ。
8月の放送が楽しみだ。
見学しているうちに、潮が止まってしまい釣りにはならなかった。
他の釣り人と、釣り談義にシフトし情報交換。
帰る途中で扇浦で一泳ぎし、マターリとした1日でした。
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