朝起きると、空は曇っていた。
なので二度寝。

昼前に目を覚ますと晴れ間が広がっていた。
遅めの朝食を済ませ宿を出た。

宿から近い豊沢湖周辺の川を探ってみた。

漁影は有るのだが、ルアーが近付くと逃げていく。
ワカサギかウグイのようだ。
暫く竿を振ってみるが、山女や岩魚の反応は無い。
すでに上流の方へ昇ってしまっているのか？

車で移動しながら反応を見るが、芳しくない。
単独での釣行なので、あまり奥まで行くのも危険だ。

三時間ほど立ち反応が渋いので諦めた。
翌日のために別の川を探しに行く。

山を一つ越え、沢内村へ向かってみた。
道沿いに入渓しやすそうな場所が多く、初めからこちらを見に来ていれば良かったと軽く後悔した。
適当な場所で竿を出し探ってみると、すぐに岩魚の反応があった。
日も傾き始めていたので、とりあえず納竿し宿へ戻ることにした。

途中の道は、所々で崖崩れの後があり片側通行の場所が数箇所見られた。
地震の影響は内陸部にもあったようだ。

宿に着き、直ぐに温泉で汗を流す。
友人から借りた「アドルフに告ぐ」も読破してしまった。

釣りの本番は明日だ。