白川郷に行ってきた
雪深い白川郷に行きたかったので、仕事を辞めてみた。
後悔はしてない。
松本市内を抜け、上高地が近づいてくると、道路が白く変わった。
通行止めの表示も無かったので、県境は越えられるのが分かり安心した。
安房峠の長いトンネルを抜けると…
高山市内に近い場所まで、雪道が続いていた。
白川郷へは17時過ぎに到着したが、先に宿へチェックインするため、更に10kmほど先へ進んだ。
雪の壁が車より高いので、予約した宿の白山荘を見つけるのに手間取る。
この集落唯一の合掌造りの民宿。
屋根に雪が育っていて、期待していた通りの状況だ。
一先ず温泉に浸かり、晩飯を食べてから白川郷のメイン集落へ向かうことにした。
山菜・山女魚・飛騨牛のステーキと大変美味しゅうございました。
晩飯後に白川郷を一望できる展望台を目指して、吹雪のなかを30分程かけて、ゆっくりと移動した。
ヤバい。豪雪地帯ヤバい。
前が見えない。
展望台にたどり着いた時は、集落を照らすライトが消えガスも出てきたため、直ぐに引き上げ集落をブラ着いた。
夜景を撮るなら、日の落ちたぐらいの時間が調度良かったのかもしれない。
観光写真にあるような、窓に灯りが灯った写真は撮れなかった。
残念だ orz
翌日は朝一で展望台に向かい、集落の全景を眺めた。
ずっと見たかった光景が広がっていた。
仕事を辞めて良かった。
暫くすると観光バスが到着したのか、集落内に人が溢れてくるのが見えた。
人気の無い感じで撮りたかったため、朝一で行動して正解だった。
0900~1600の間は、居住者以外の車乗り入れができないため、近くの駐車場へ車を入れ散策を開始。
少し脇道へ入ると人気も無くなり、静かに眺めることができる。
合掌造りの家は、大体が民宿の様であるが、生活感があり普通の観光地とは違った赴きがあり、ずっと見たかった光景にあふれていた。
目抜通りの方は、土産物屋が建ち並び外国人観光客が、物珍しそうにはしゃいでいた。
日本人には、どこか懐かしい風景に感じたが、外国人にはどのように目に写っていたのだろう。
狭い集落なので、2時間もあれば一周できてしまう。
昼飯に蕎麦でも食べようと思ったが、観光客が増えてきたので店が混み始めていた。
売店で軽く食事を済ませ、天気が崩れる前に引き上げることにした。
「飛騨牛めし 300円」
出汁が米に染み込み、かなり美味い。
丼いっぱいに食べてみたい一品だ。
次に来れるときは、白川郷集落内に宿を取って、もう少しじっくりと楽しみたい。
集落の外れにあった建物だが、周りとの違和感が…