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‘北海道’ カテゴリーのアーカイブ

試される大地2018 15日目

2018/07/13

5時に起きたが二度寝。
7時に再度起きて、片付けとパッキングを終わらせる。

積み込みまで済ませ、出発準備完了後に少し話をしながら記念写真。
行き先を決めてないが、挨拶をして出発。
途中のセイコマで一服しながら、網走監獄経由斜里のクリオネに決めた。

言わずと知れた網走番外地の舞台だ。
高倉健の足跡4ヶ所回った。
雑居房や作業小屋の様子に見覚えがあった。
鉄格子や丸太の枕が無いだけで、ライダーハウスと変わりない寝床だった。
冬も同じ環境と考えると、ムショとは言えムリゲーだ。

しかし北海道の開拓は、屯田兵と囚人が始めないと、ここまで発展出来なかったのではと思う。

斜里までの移動中に、たまに雑誌等に載る海辺の北浜駅内にある停車場という喫茶店で昼食。
不味くも旨くもない普通の飯でした。

斜里のライダーハウス『クリオネ』に早く着いたため、『天に続く道』を見に行く。
長いだけの直線道路は道内に幾つもあるが、始点が高台にあり地平線まで直線が見えるのは、斜里ぐらいでは?

クリオネにチェックインし、風呂と洗濯を終わらせる。
晩御飯は利用客で金を出しあい、天ぷらやパスタ等を連泊している方が纏めて作ってくれた。
量も多いが味も良い。

1泊500円で設備も良く、年齢制限があるが悪くない。
天気次第では連泊だ。
知床半島の根元まで来たので、そろそろ釣りも本番だ。

試される大地2018 14日目

2018/07/12

上陸してから二週間。

旧萱野駅で一緒になった方に誘われた、チミケップ湖キャンプ場に向かう。
夜に降り始めた雨は、10時を過ぎても上がらない。
小雨になったタイミングで出発したが、朝方は海沿いの国道が通行止めになっていたそうだ。

山を一つ越えると青空が出ていた。
海沿いだけ雲が残っていたようだ。

途中の北見で食材を買って、キャンプ場に着いたのは14時過ぎ。
誰もいない。

テント設営後に釣りをしたが、ウグイしか釣れない。
小川の流れ込みに溜まっているようで、簡単に釣れる。

テントの前室を開放し、インナーをメッシュにして昼寝。
静かな湖面が広がり贅沢だ。

日が落ちてきても人が来ないので、場所変更があったか釣られたと思い晩御飯を済ませる。
片付け始めた頃、バイクが数台来ていた。

千葉の八街のバイク屋さんとお客さん達で、誘ってくれた方は店員さんだった。
山奥なので電波が通じずだったが、無事に合流できた。

夜は談笑しながら、バイクの話で盛上る。
合流できなくても釣りや林道で遊べたから問題なかったが、山奥のキャンプ場に一人よりは楽しめた。

試される大地2018 13日目

2018/07/10

旭川健康ランドで朝風呂浴びて、釣りの小物を買ってから出発。

途中の分岐を間違え、サロマ湖方面でなく紋別の方面に行ってしまった。
紋別でガリンコ号を見たかった事もあり、遠回りになるが問題ない。
ガリンコ1号2号ともドリルがイカす。
ドリルやばいな。KooLだ。

サロマ湖の目的地までは迷うことなく到着。
『ライダーハウス SLの宿』が今夜の宿だ。
蒸気機関車に客車が2両連結されていて、1両が畳敷のライダーハウスになっている。
お座敷列車みたいなものだ。
座席が残っている客車は見学のみ。
999を見て育った世代としては感慨深いものがある。

移動日だったので、晩御飯はコンビニ。

今夜は鉄郎の気分で寝る。

試される大地2018 12日目

2018/07/09

雨は降らなかったが微妙な曇り空。
テントやグランドシートを乾かしてから出発。

旧増毛駅へstationの撮影場所を見学に行く。
高倉健の映画関連3ヶ所目だ。
今は観光案内所になっている、風待食堂の前のベンチに座り、八代亜紀の舟歌を聴く。
駅前通りの情緒がノスタルジーだ。
留萌→増毛間は過疎化が進んでおり、JRが廃線になるのも仕方ない。

昼過ぎに旭川のとっつあんの店に到着し、ランチを取りながらレギュレーターの入荷を待つ。
15時過ぎにバイク屋へ電話すると届いていたので、直ぐに荷物を纏めて移動。

外装外してレギュレーター交換し、テスターで充電が正常に行われている事を確認。
元に戻すまで20分で完了。
明日1日走ればセルが使える程度は充電されるはず。
メーター表示は復活した。

日が落ちてから移動するのも危険なので、旭川健康ランドで宿泊とした。
荷物はフロントで預かってもらえる。
深夜料金込みで2900円程だが、疲れが溜まる頃なので調度良いだろう。

試される大地2018 11日目

2018/07/08

最北端の朝マックから留萌に向けて南下を開始。
旧萱野駅から一緒に行動していたライダーと、ここで解散した。

稚内から海側にショートカットし、最北端の無人駅である抜海駅を見学した。
駅前に民家が1軒だけ。
個人用かよ。

この日も青空が広がり、利尻島がよく見える。
道中の写真を撮りつつ苫前へ到着。

大正の開拓時代におきた、三毛別羆事件の資料館と現場を見学する。
事故現場へ到着したが、長居出来る雰囲気じゃない。
ガチで羆の生息圏だ。
何故この場所に集落を造った?
こんな場所なら襲われるだろ?

留萌に無料ライダーハウスがあったが、前日予約が必要の様で、当初の予定通り黄金岬キャンプ場に向かった。
夕陽を眺める景勝ポイントにある駐車場の、一段上に奥行き5mぐらい芝生が広がっている。
ここがテント場とはハードルが高い。
トイレと水場はあるので自炊は可能。
道沿いの駐車場がキャンプ場とは。。

日が落ちる前に、音威子府駅で買った蕎麦を茹で、夕陽を見ながら食す。
硬めに茹でたのでコシがあって旨し!

翌日の出発が直ぐ出来るように、サブバッグはパッキングを済ませておいた。
夕陽が落ちる瞬間に空が焼けるのを期待したが、水平線に会った雲が厚すぎた。
それでも綺麗な写真が撮れたので満足だ。

日が落ちてから雲が出てきたので、星は見えそうにない。
隣のテントの日本一周ライダーと情報交換をしつつ週末。

試される大地2018 10日目

2018/07/07

昨夜の外気温は分からないが、テントの中は暖かかった。
朱鞠内湖キャンプ場から美深→音威子府と抜け、音威子府駅蕎麦を食べた。
前回訪れた時は、蕎麦が売り切れで13時なのに閉店していたので、冷えた体に暖かい蕎麦が余計に感慨深い。
音威子府駅に着いたときは、開店時間の15分前だったので、駅の待合室で時間を潰す。
10時の開店時間になると人が増えだし、10人ぐらい並びだした。
JRの利用者より、蕎麦を食べに来る客の方が多いのではないだろうか。

国道40号を北上し、秘境駅糠南を見学。
見渡す限り民家が無いよ。
隣の雄信内駅は橋が通行止めで到達出来なかった。
マジ秘境。

手塩町で久しぶりに海を見る。
日本海だ。
4回目の稚内行きで、初めて利尻富士を見る。
青い海と空を背景に浮かぶ利尻島はとても綺麗だった。

稚内まで利尻礼文を眺めつつ北上を続けた。
ライダーハウスみどり湯の受け付けまで時間があるので、宗谷岬を先に片付ける。
最北端のGSが目当てだったので、しっかりと給油。

市内に戻りライダーハウスにチェックイン。
隣が銭湯なので暖を取る。
夜は利用客で集合写真を撮る。
みんなで松山千春を合唱して就寝。

明日は旭川に向けて南下を開始。

試される大地2018 9日目

2018/07/06

やっと晴れた。
荷物をパッキングし8時頃出発しようとしたが、キーをオンにしてもメーターが点かないしセルが回らない。
バッテリーとメインヒューズを確認したが問題ない。
試しにキックしてみるとエンジン始動する。
点火系は問題ないようだ。
エンジン始動すると、稀にメーターが表示されるが直ぐ消える。

とりあえずライダーハウスに居ても仕方ない。
接触不良の可能性かもしればいが、自走は出来そうなので旭川に向けて出発した。

旭川のとっつあんの店でランチを食べたあと、近くのバイク屋に行ってみた。
トラブったんで話をする時間がなかった。。

バイク屋でテスターをバッテリーを調べると、エンジン回転が上がった時に電圧が落ちたりして安定しない。
レギュレーターです。交換しか対処できません。知ってました。気付かないふりしてました。

選択肢が無いので発注したが、到着は月曜の午後とのこと。
走る事は出来るので稚内に行こう。

予定していた朱鞠内湖キャンプ場に到着。
炊こうとした米をこぼしたり厄日だ。

食後に焚き火をしたが、がちで寒い。
道北ナメてた。
周囲40kmに町がない。
軽めの遭難に近い。

試される大地2018 8日目

2018/07/05

朝から強風と雨。
ストーブつけて1日停滞。

テレビの天気情報で、警報が出まくる。
JRは動いてる区間が無いくらい運休。

夕方、雲の切れ間から夕焼けが拝めた。
お天道様は久しぶり。

明日から天気が回復傾向。
2日かけて稚内に向けて移動予定。

試される大地2018 7日目

2018/07/05

6時起きで朝飯と撤収作業にかかる。
2時間ぐらいは天気が持ちそうだ。
テントとタープを乾かす時間は無さそうなので、水滴を拭くだけでパッキング。

バイクまで荷物を運んだところで、強い雨が降ってきた。
駐車場の向かいにある店の軒先を借りて、積み込みと雨天走行の準備を終わらせた。

ちなキャンプ場の管理人さんは、カーリング代表の山口選手のお父さんだった。
言われてみれば似てる。

行き先を決めていなかったが、翌日も強い雨予報が出ているので、ライダーハウスへ避難することにした。

占冠村まで移動すると雨は上がり路面も乾きはじめていた。
274号線の日高辺りでは日も射してきた。
目的地までは天気が持ちそうだ。
夕張でメロン熊の聖地に寄り小休止。
道道38号線から山を越えて、ライダーハウス『旧萱野駅』に到着した。

荷物を下ろしてから、ライダーハウスから3km程の温泉『太古の湯』とスーパーに買い出し。

ライダーハウス『旧萱野駅』はバイク3人と自転車3人。
87年廃止の駅舎を再利用した宿だ。
【備考】
・1泊1000円
・ガス水道冷蔵庫レンジが使えるので自炊可能
・シャワー有り
・洗濯機有り
・コンセント多数有り
・トイレは外に有り
・喫煙可
・3km弱の距離で温泉とイオン有り
・イオンで軽めのキャンプ道具が有り

雨から避難するには最上だ。
おそらく連泊になる。

試される大地2018 6日目

2018/07/03

夜中にキタキツネが、テント前室に置いといたゴミ袋を襲撃してた。
あいつ敵。

夜間に激しく雨が降っていたので、コンディションが悪いと思いつつも、釣り道具を積んで川へ出発。

どこも濁流だった。
知ってた。

戻りがてら、映画『鉄道員』のロケ地である幾寅駅へ立ち寄る。
数年前に各駅停車の旅でも訪れたが、木造駅舎から漂う木の香りが心地好い。
高倉健さんも亡くなり、この区間のJRも廃線予定。
観光地としてでも、駅舎や線路は残して欲しいと思う。
冬の雪の中に来てみたい。
帰ったら鉄道員を見よう。

南富良野周辺や旭川方面も、週末まで天気が悪い。
川の濁りも取れないだろう。
明日の朝に、雨が上がった合間を使って撤収作業。
別の場所に移動する。

晩飯は非常食の『やきそば弁当』を消化した。
移動時に嵩張るから減らさねば。