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秘境駅探訪 飯田線小和田駅 復路

駅舎の照明は一晩中灯っていたようだ。

駅ノートからの情報だと夜間は消える事もあるらしい。

変わらないようでいて、意外と変化があるのは駅ノートの内容から把握できた。
例えば、写真では単線だが数年前までは複線だった。
皇太子殿下御成婚の時に出来た結婚式場が作られたが、今は撤去されている。
トイレの脇に自販機(不稼働)があった。等だ。

駅の入り口に何本か杖代わりの棒が置かれている。
集落の方まで歩いていく時に使いたい。

待合室の中には、結婚式場があった頃の名残や、周辺の地図がある。

トイレは定期的に掃除がされているようで、便器等は奇麗だった。
近くの民家の方が掃除されているのかもしれない。
トイレの裏には、天竜川へ伸びるパイプがあった。

つい最近まで放置されていた自販機はここにあったようだ。

ホームには三県の境である指標がある。
このホームには桜の木があったようだが、今は切り株しか残っていない。

7時を過ぎると、ダム湖にある作業船が活動を始めた。

周辺の山に音が響き、かなりうるさい。
この作業員の方達の書き込みも駅ノートにあった。
「この仕事で家族を養っているので、うるさいのは勘弁してください。」といった内容だった。
朝一で来れば静かな中で、この景観を楽しめるだろう。

鉄道以外では到達しにくいが、とても落ち着ける場所だった。
また機会を作って探索しに来るとしよう。

小和田駅を後にし、4時間程かけ天竜川沿いを遡上するように移動する。
途中の車窓に変化もあり楽しめる。

中央本線に乗り換える為、諏訪湖の畔にある上諏訪駅まで来た。
飯田線は全線乗ってきたが、ほとんど無人駅だった。
景観の素晴らしい場所が多かったので、次回来た時は訪れてみたい。

上諏訪駅のホームには、足湯があったので列車待ちの間に浸かる。
2002年以前は露天風呂だったらしい。

南アルプスの山々を眺めながら、山梨の甲府まで来て休憩の為に途中下車。
甲府は盆地にあるため、とても蒸し暑い。
日陰にいても汗が出て来る。

売店で適当に駅弁を買い、上り列車に乗る。
スカ色だ。国鉄時代の車両はカッコいい。

往路では雲で見れなかった富士山を見ながら、早速駅弁を食べた。

野菜はあまり好きではないが、シャキシャキして美味く感じる。
景色を見ながらというフィルターが掛かっているせいだろう。

大月、相模湖を過ぎ、八王子までくると人が増える。
立川からは、さらに人が増えた。
途中で降りて、時間調整をするべきだった。

一泊二日の小旅行だったが、かなり楽しめた。
数人で出かけるのも楽しいが、一人旅は自由に行動できるので煩わしさが無くて良い。
再就職が決まったらこんな事も出来なくなるな・・・
とりあえず円高も止まらないし働くか・・・

でも、やっぱり働いたら負けかな?って思う。

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